■■■ セロー中部イベント鳳来トレッキング ■■■

11月28日に行われた同イベントのスタッフ
かざみさんのレポート!

セロー、セロー、セロー、そしてセローだけがこんなに集まるなんてとっても新鮮な一日でした。
僕は浜北でのセロッパ以来2回目なのでやっと皆さんの顔を覚え始めたところです。
今回は、上級者コースの引率を仰せつかり、12名前後の方と一日げろ三昧で、時々スタッフの立場を忘れて(ゴメン>河合大将)、楽しんでしまいました。一緒に回られた方の顔は覚えたのですが、名前と顔の一致はまた次回ということで許して下さい。
また、数箇所、コースを間違えて(あっ僕しかわからないなあ)ご迷惑かけてすみませんでした。

会場が1時間ちょいと近い事もあって、朝7時ちょっと前に家を出て、8時頃に集合会場に到着。こんな早い時間だと途中の道はがらすき。会場には既に7〜8台のトランポが到着していました。見覚えのある人や、キャンピングカーで来られている方など。
僕が到着してすぐに、河合さんちのTRデモトラックが登場。そしてトラックから美男?美女が続々出てくる出てくる。
一人、昨日来たという可愛い女性の方がいたが、なんと、大坂から自走で来られたそうな。
まあ〜、この寒い中を、お疲れ様。
そして、本日は、夜を徹して大阪まで帰るという事で、そのエネルギーにオヤジは脱帽です。ところで、無事着いたでしょうか?松戸から参加のペアーのかたは、ランクルに2台のセロを積んでいた!前輪はスクター用タイヤに変更し、車高を落としていた。ス・ゴ・イ!
トランポはハイエースが定番なのですが、ステップワゴンも3台とようやくオフの市民権を得始めたのであろうか?

8時半頃からスタッフミーティング。今日のルートの確認と、コース担当振り分け。そして設営を終え、9時頃から受付開始。
9時半頃、河合大将のくりくり体操で、全員で体と眠気をほぐし、10時頃、各コース毎に出発。
先頭はMOTOさん組みの上級、次に、かざみ組みの上級。ちなみに、僕の組はトライアルタイヤセローが8割方と、凄い〜人たち。
舗装路を500mぐらい移動したら、もういきなりトレッキングの世界へ。
はじめは、比較的フラットな登りで、簡単かな?と思った?ら、岩盤のスイッチバック連続の登りへ。こん辺だろうか?一台のセローが転倒でキャブとエンジンを繋ぐインシュレーターが破れてしまった。結構、奥まったところにあるのに、破れるなんて?めったに無い事です。
残念ながら、殆ど楽しむ事が出来ないで下山されていきました。岩盤を上り切るとあとは比較的フラットで爽やかなルート。ここの雰囲気がセローのイメージなのだろうか?と思ったりします。充分に馴れた頃に頂上へ最後のクランクの登り。さすがに上級の方は、走り慣れているのか、スタンディングでクリヤーされる人もいます。お父さんと参加されている最年少の方は、上手いですね〜。将来が楽しみです。

さて11時頃にはある山頂に到着し、しばし休憩。先着のMOTOさんチームは留守番組みだけがいて、他はオプションツアーにお出かけの様子。
僕の組もさっきの登りではじぇんじぇん、もの足りなさそうな人が多かったので、ヒルクライムのオプションツアーへ。実はこれを下って、舗装路で迂回して戻ろうと思ったのだが、実は、まだ一度も走った事が無いところであった・・・(しまった!)。
全員降りてしまったから、何とかして迂回路を見つけねばと、1人斥候にいきました。舗装路に出て更に下っていると集落に出るのだが、どうも見覚えがじぇんじぇん無い。
ヤバイでござんす。皆のところに戻って、「この先は通行不可能なので」と苦し紛れの言い訳
(ごめんなさい>その1)をし、下ったヒルクラムを全員登る事に。
でも、やっぱり上級の人たちです。全員登頂成功です。
ほっ。

人知れず冷や汗を安堵で拭いながら、留守組みの待つ山頂へ戻ります。
留守組みは、待ちくたびれて、寒そうでした。じゃあという事で、ランチに戻る為に、長い尾根沿いを下る事に。ところが、ところが、なんと途中で伐採に阻まれ、来た道を戻る事に。とほほ。ついていない。
戻る途中の根っこ連続の斜面が、難しかったかな。ノーマルタイヤを山賊させてもらった
(実はノーマルタイヤセローを乗ってみたかった)ら、トラタイヤでは何でもないところが、登れないのです。タイヤ差はまじ凄いものがありました。時間は掛かりながら、皆で強力しながら、そこ
をクリヤーし、山頂に戻り、下山。1時頃ランチにありつけました。
運動した後のランチって最高です〜。


さて、午後の出発です。午前中とは別の山に向かいます。舗装路を4〜5km移動し、V字谷の集落を抜けて、小石が浮いたシングルトレールを延々登ります。
トラタイヤ群は何でもなく通過したのですが、ノーマルタイヤセローは谷落ちというドラマがあったようです。途中キャンパーの斜面もあり、倒木越えもあり、楽しみながら?本日午後のヒルクライムへ移動。
ここはふかふかの斜面で角度はあまりきつくない。助走が5Mぐらい。最初にトライしたら、じぇんじぇん登れません。3〜4度トライしてもだめ。
最初に登頂したのは七海さん。それも2回も続けざまに。流石です。上手い!
七海さんに刺激されたか、皆さん続々トライします。・・が、上手く登れません。
僕らの組を上から見学していた別の組から何人かが、降りてきて、トライを始めました。
いつも一緒に遊んでいる中野さん(中級引率)が、なんと一発で登頂。登頂して降りてくる顔が嬉しそうな事!くやし〜!と僕の負けず嫌いのスイッチが入り、「あれ?口数多くなっちゃたね〜」と
鹿の角競りあり状態に突入。
やっとマジになって、気合いを入れると、あらあら〜、登るでないの。サービスでフロントもポンポコ上げちゃいました。
その有頂天になった僕に「かざみさんも、口数多くなったねえ」と中野さん。
実は此れがイケナカッタ。人間調子に乗るとロクナコトハナイ(かな?)。

その罰が当たって、登れもしないステアーをロースピードで侵入し過ぎてバクテン。
まあ、バクテン事態は馴れているけど、後ろにあった木と接吻する羽目に。とほほ。
まあ、此れも間抜けな自分らしい出来事でした。

次にあまり眺めの良くない電波塔でMOTOさん上級組みと合流して、鳳来イベントで利用した
残念坂に向かう。やはり、ここでもノーマルタイヤは厳しい。此れを登ると、希望者だけ、
更に上に登ることに。
浮いている10cm大の石がトラクションを難しくしている。最初の直登を過ぎると、あとはグリップの良い登り。ここを堪能したあとは残念坂を下り、林道経由、舗装路へ。
舗装路を里に下ると、橋の近くにセローが一台置き去りにされていました。確認したら、マフラーも冷たく、キーも無いので、イベントとは違う人かなと思って後にしました。が、後で聞くとイベントの車輌との事。初心者担当のSoyaさんが引取りに向かったとゴール後知りました。
さて、そこのところにガレの登りがあったのですが、スタッフの水越さんから「ここ行かないの?」と提案があったのですが、この時、暗くなってきたのでトレックには突入しないで、早く且つ楽に会場に帰る事のみ考えていたせいか、舗装路延々走って戻りました。後で良く考えたら、上級者の人たちなんでちょっと暗くてもトレックしながら帰路に就いた方が良かったかなあって、
反省しました。
ホントは、転倒したときの打撲して右手が痛かっただけなの。(ゴメンその2)

会場に戻ると、取り敢えず、ガイドの任務を果たし終えた安堵で、ほっとしました。
また、下手なガイドで一人一人の要望に応えられたか、
心もとないですが、如何だったでしょう?また、セローのイベント等で
遊んで下さいませ。